IPネットワーク経由でRS232、RS422、またはRS485データを送信したい場合、お読みください。この分野で使われている用語の幅は広いです。このページの目的は、専門用語と、皆様のニーズに合った市販ソリューションの種類を理解していただくことです。
Perle Systemsは、1976年以来、この業界をリードし、単純なアプリケーションから高度なアプリケーションまでの、シリアル-イーサネット接続ソリューションを提供しています。
シリアル-イーサネット接続ソリューションをどこで探しても、ターミナルサーバー、シリアルサーバー、デバイスサーバー、そしてコンソールサーバーという言葉が目に付きます。最も一般的な質問は、「何が違うのだろうか」、「どれが自分に合っているのだろうか」です。
答えは簡単ではありません。これは、すべてマーケティング用語です。長年にわたって、シリアル-イーサネット接続ソリューション分野の第一人者は、競合メーカーと区別するために、新しい言葉を生み出してきたのです。このマーケティング戦略は、ついにある結果にたどり着きました - ユーザーの皆様を混乱させるという結果です。このマーケティングの当惑から抜け出すために、マーケティングで使用する用語の簡単な相違点を説明します。
ターミナルサーバー(シリアルサーバーともいいます)は、RS232、RS422、またはRS485シリアルインタフェースのイーサネットLANへの敏速で容易な接続を可能にします。ターミナルサーバーとして流通している製品は、データ暗号化およびユーザー認証などのセキュリティ機能のない非常にシンプルな製品です。基本的なアプリケーションのシナリオは、シリアルデバイスの、LANのデータセキュリティが通常重要ではないネットワークサーバーアプリケーションへのアクセスを可能にします。
コンソールサーバーは、Unixサーバー、Linuxサーバー、Windowsサーバー、およびコンソールポートを持つデバイスへの安全なリモートアクセスを提供します。その目的は、ネットワークオペレーションセンター(NOC)の職員による、世界中どこからでも安全なリモート集中管理、およびIT設備のアウトバンド管理を行うことを可能にすることです。コンソールサーバーとして流通している製品には、通常、許可された者だけがさまざまなサーバーにアクセスできることと、LANに送信されるいかなるデータも暗号化されていることを確実にする、非常に高度なセキュリティ機能が装備されています。ユーザーの使用目的-ネットワーク経由で遠隔機器の操作による診断、運用管理、保守及び監視-を反映しますので、コンソールサーバーとして位置づけるのはアプリケーションに特化しています。
デバイスサーバーは、最も新しいマーケティング用語なので、意味を明確にするのが最も困難です。一般に、デバイスサーバーは、1から4のシリアルポート装備のターミナルサーバー、またはコンソールサーバーです。これらの製品機能は、ターミナルサーバーと全く同じですが、コンソールサーバーのセキュリティ機能を装備しているものと、そうでないものがあります。ポート数で、すべて名前が異なってきます。
Perleは、皆様にとって製品が選択しやすくなるために、このシリアルーイーサネット接続のマーケティングを根本的に変えてきました。私たちは、IOLAN STSターミナルサーバー、IOLAN SDSデバイスサーバー、IOLAN SCSコンソールサーバーの全製品で、全てのソフトウェア機能が利用できるように、製品を開発する独自の地位を確立してきました。Perleは、ユーザーの皆様が必要としているソフトウェア機能を基準にしないで、製品を選んでいただける初めてのメーカーです。すべての機能が、どの製品にも装備されています。必要なハードウェアプラットフォームを選んでいただくだけです。