
物理層クロスバスイッチ GLX4000 144/288ポート 4.25Gbps | |
GLX4000 4.25 Gb/s 144-port (48x3) Switch
144 x 144 電子パッチパネル 612Gbps スイッチング能力 48ポート単位に増設可能
ネットワーク機器互換性試験の自動化,回線障害の切り分け,回線モニタの活線自動接続
288ポート(48x6)バージョンもございます
コンパクトな4Uラックサイズに 144 ポートを収容(288ポートの場合は8Uラックサイズ)
任意のポートを任意のポート(群)に接続できるクロスバー構成
任意の数の接続を設定可能
ポイント間接続,マルチプルループ接続,マルチキャストトポロジーをシャーシー内で同時に実現
接続スクリプトを作成,編集,保存し,手動自動で実行
各ポートは 4.25 Gb/s まで対応
612 Gb/s の全二重スイッチング能力
ホットプラグ可能な SFP トランシーバ
ホットスワップ可能な ポートカード,冗長化電源,空冷ファン
telnet, SSH, シリアル接続によるコマンドラインからの遠隔操作と遠隔監視
付属する LXplorer ソフトウェア(Windows用)がグラフィカルユーザーインターフェースを提供し,ドラグアンドドロップによる接続設定を可能に
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LinkXchange GLX4000 はプロトコルトランスペアレントな物理層レベルでの接続切り替え環境を,最小限のネットワーク遅延で提供するスイッチです.GLX4000 シリーズはコンパクトな4Uラックサイズに,それぞれ最大4.25Gbpsの速度をもつ144のポートを備えています.
LinkXchange GLX4000 には 3 つのポートカードを実装するスロットがあり,それぞれのポートカードには 48 の SPF トランシーバを実装できますから,カード一枚で 48 組の送受信ポートを提供できます. SFP トランシーバにはいろいろな種類が用意されていますから,多様なネットワークに柔軟に対応できます.
・ 2.5, 2.125, 1.25, 1.0625, 4.25 Gb/s のリンク速度
・ 850, 1300, 1550nm の光メディア
・ HSSDC2 カッパーメディア
・ 50 km までの長距離リンク
・ 1600 Mb/s のファイアーワイヤーリンク
LinkXchange GLX4000 の冗長化電源,空冷ファン,インタフェースブレードカードはすべてホットスワップ可能であり,運用中の接続に影響を与えることなく迅速に交換できます.
コントローラの制御プログラムと設定データは交換可能なコンパクトフラッシュカードに記録されています(運用中に交換することはできません). |
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シンプルなコマンドは,telnet, SSH あるいは シリアルを経由して送ることができ, ネットワーク試験において,次のような機能を提供します.
自動再設定と遠隔設定,擬似障害の発生
迅速にリンク構成を変更し,光信号断,トポロジの変更し,ポイント間やループやマルチキャスト接続にルートを変更することができます.
デバイスの動的試験
遠隔操作で擬似障害を発生させたり,障害の原因となっていると思われる機器を切り離したりできます.
資産の有効活用
50km まで延長可能なリンクと遠隔操作機能を活用して,プロトコルアナライザやスニッファーやストレージなど高価な機器を移動することなく複数の施設から試験機器を共用できます.
ケーブルとハードウェアの切り分け診断
ケーブルやファイバーに触れることなく,ケーブルの問題か,機器の問題かを切り分けできます.
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物理層スイッチ
GLX4000 は,高速スイッチとリダンダント電源を持つシステムシャーシーと3枚のポートカードから構成され,需要に応じて現場でも容易にポートを増設することができ ます. システムシャーシには3枚までのホットスワップ可能なインターフェースブレードを実装でき,それぞれのインターフェースブレードには 48個の SFP ないし Firewire ポートを実装できます. すべてのポートは任意のポート(群)と接続・切断できます.
GLX4000 の提供する機能
任意のポートと任意のポートを遠隔操作により接続切断できますから,複雑な構成のネットワークをワンタッチに設定したり,変更したり,再現したりできます.
広い用途 : 検証試験室, ビデオ配信, ネットワーク監視機器の自動接続, ネットワークの構成変更や遮断
小型 : 4Uラックスペースに144ポートと冗長化電源を実装
48ポート インターフェースブレード : 随時交換拡張可能
広帯域 : 直流から 4.25Gbps まで
SFP 光ファイバートランシーバ (850/1310/1550nm)
SFP カッパートランシーバ (HSSDC2 または RJ45)
CWDM および DWDM (ITU grids) SFP
48ポート 9ピン Firewire (1394B) ファイヤーワイヤーブレード
ネットワーク監視 : ネットワークアナライザ,スニッファー,レコーダーの接続
検証センターのネットワーク再構成
ファイバーチャンネルの相互接続性試験
メディア変換:
断線試験 : 物理的な断線を自動的にシミュレーション
"Output Enable" コマンド
レーザーダイオードのON/OFF
遠隔操作 :
複数のユーザーの同時アクセスが可能
ネットワーク経由 TCP/IP
検証手順にあわせたネットワークの再設定
手作業によるパッチパネルの切り換え作業を自動化
プログラム容易なCLIコマンド
試験作業の自動化とスピードアップ
高価な機器を共用 
ネットワーク監視機器
ファブリックスイッチ
JBOD
RAID
高速なデジタルスイッチング
プロトコルに依存しない,低遅延な切換環境を提供
自由度の高い電子パッチパネル
任意の数の接続構成を一つのシャーシ内に設定
GLX4000 SFPトランシーバーモジュール
各種SFPトランシーバーモジュールを用意しております:
LXplorer(登録商標) 付属ソフトウェア
LinkXchange のために開発された LXplorer ソフトウェアは,接続設定と変更の作業をとてもシンプルにしました. 設定状態はいつでも保存し,また再現できます.一度作成した接続状態はいつでもすぐに再現できるのです.また,LXplorer はスイッチシャーシとポートカードをリアルタイムに監視し,またグラフィカルに履歴を表示します.
シンプルな設定操作
グラフィカルユーザーインターフェースである LXplorer により,手作業によるパッチ作業は過去のものとなりました.接続の設定や変更には2つの方法が用意されています.
直視的な Physical View (画面1)では,ユーザーはポートアイコンをクリックしてドラグするだけで接続を定義できます.ポートアイコンをマウスの右ボタンでクリックすれば,現在の接続先が表示されます.
論理的な Logical View (画面2)では,接続を AutoLoop, Multicast, Port-Copy(FixedLoopないしデイジーチェーンとして,わかりやすく表示し,また接続を保存したり変更したり復元したりできます. ドラグアンドドロップにより,設定作業はとても簡単になっています.
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画面1 直視的表示 | 画面2 接続論理表示 |
ユーザコントロールインターフェース
GLX4000は付属す るLXplorer(TM)ソフトウェアにより、ネットワーク、スケジューリング設定、リアルタイムモニタリング等を、クリック操作で行えるグラフィカル ユーザーインタフェースを提供します.接続状態は直視的な表示(画面1)と論理的な表示(画面2)で表示できます.シャーシの状態は,クロスポインスイッ チ,バックプレーン,コントローラの各カードの温度,空冷ファンの回転速度に加えて,それらの履歴をグラフとして表示します(画面3).インターフェース ブレードカードの温度と履歴も同様に表示されます(画面4)
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画面3 シャーシ状態の表示 | 画面4 ブレードカード状態の表示 |
あわせて,ホストからの遠隔操作を容易実現するシンプルかつ強力なコマンドラインインターフェースも提供します.
GLX4000 ハードウェア仕様
外形寸法:
(取手とラックマウント用ブラケットを含む):
484 mm x 178 mm x 450 mm
筐体のみ:
435 mm x 178 mm x 400 mm
重量:
19.5 kg
電源:
入力電圧: 90-132 または 180-264 VAC, 47-63 Hz
入力電力: 370 W max
保存時温度範囲: -40°〜 +85° C
運用時温度範囲: -10°〜 +60° C
保存時湿度範囲: 5% 〜 95% (結露なき事)
運用時湿度範囲: 10% 〜 90% (結露なき事)
データ転送速度: 4.25 Gbps (インターフェースブレードカードに依存)
総合帯域: 612 Gbps
主要なユーザー
Brocade, EMC, Engenio, Fujitsu, JNI, NASA, Lockheed Martin, Raytheon, Boeing, Northup Grumman, Warner Brothers ほか
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