EndRun社の Meridian II(メリディアン) と Tycho II(タイコ) 周波数標準は,EndRun の第二世代の高精度高安定なGPSに同期する時刻と周波数源です.Meridian II は,他の GPS 周波数標準では得られない高水準の精度と安定性を独自の技術で実現しています.
お知らせ:Integrity Check とログ機能を強化したアップデートがリリースされました.現状のままでもお使いいただけますが,さらに強固な障害排除のために適当な機会に最新版ファームウェアに更新されることをお奨めいたします. ご不明な点は弊社までお気軽にお問い合わせください.
Meridian II と Tycho II の GPS 受信機、OCXO基準発振器と制御アルゴリズムは全て EndRun 社で内製されており,この業界で最も長い30年以上に及ぶ周波数制御技術の経験が随所に生かされています. 用途に応じて,EndRun独自の究極の低位相雑音特性を持つ US-OCXO や,ホールドオーバーと低位相雑音を両立した妥協のない本格的なルビジウム周波数標準器 US-Rb をオプション群から選択していただけます. その同期性能は、さらに EndRun 独自の RTIC リアルタイム電離層遅延補正機能 オプションにより高価で保守を要す 5071A セシウム周波数標準+クリーンアップ発振器の安定性と位相雑音に匹敵ないし凌駕します. また,5071A セシウム標準の制御モジュール を搭載すると,外部の 5071A セシウム周波数標準を制御して その中長期安定性を生かしつつ,UTC(USNO)ないしGPSのタイムスケールに高精度に規律制御します.
独自の技術による高精度と高安定性:
- EndRun 独自の GPS 受信機は,タイミング受信器に特化した進化を遂げており,強化されたエラー排除機能は,近年発生し他社製受信機を混乱させた GPS 側の運用異常やロールオーバーにも対処できています. 搬送波位相測定も搭載し,これまでにない高精度なタイミング測定と制御を可能にしました.
- EndRun 独自のGPS受信機が可能にする RTIC (Real Time Ionospheric Correction) オプションは,L1 受信機でありながら独自の計測アルゴリズムにより電離層遅延計測と補正を行い,安定性を向上させるだけでなく,誤差の要因となる太陽フレアとCMEによるGPS信号の電離層遅延の外乱への対策としても有効に機能します.US-OCXO 発振器オプションと組み合わせると,GPS同期中に 5071A セシウム周波数標準をあらゆる測定間隔で匹敵ないし凌駕する高安定度を提供します.
- EndRun 独自の高安定発振器 OCXO 群と規律アルゴリズムとLPNオプションは他に類を見ない高安定性と高水準の低位相雑音性能を誇り,突然の通信障害やデータロスを生ずる周波数ステップを生じません. 電気通信や衛星地上局の周波数源として民間から防衛用途まで幅広く信頼され採用されています. US-OCXO は Xバンド Kuバンド そして Kaバンド 以上の通信品質を向上させるスペクトラム純度の高い信号を提供します.
- US-Rb 基準発振器オプションは,EndRun 独自のディシプリンアルゴリズムと妥協のない本格的なルビジウムに制御された低位相雑音のOCXOにより,高い精度,信頼性,ホールドオーバー性能と優れた低位相雑音性能を実現しています. 2016年には NIST (アメリカ国立標準技術研究所)による1ヶ月にわたる試験において極めて良好な精度を記録しました.ぜひNISTの報告書をお読みください.
拡張性:
Meridian II のプラグアンドプレイモジュールは、ユーザーが必要に応じて出力信号の構成を変更することを可能にし,初期投資を無駄にすることなく,柔軟に要求の変化に対応します. モジュールは,実装するだけで認識され, 1Uシャーシでは23出力,2Uシャーシでは36出力まで内蔵できます.
また,高性能なラック型1ないし2入力分配器( 周波数信号分配器、 パルス信号分配器、 IRIG-AM信号分配器 )が用意されており,大規模な冗長化された標準信号源を構成できます.
信頼性と融通性:
内製GPS受信機,タイミングエンジンとハウスキーピング系部材と設計を周波数標準器に比べて製造数がはるかにの多いタイムサーバーと共用することにより,信頼性と保守性を確保しています. 本格的タイムサーバー機能も無理なく提供します. デュアルギガビットポートは EndRun の業界最高水準の NTP サーバーと同じ機能を提供します. さらに IEEE1588/PTP オプションを加えることで、ナノ秒級のハードウェアタイムスタンプ機能を持つ本格的な PTP グランドマスタークロックとしても機能します. また,基準発振器のオーブンも含めて,性能を犠牲にすることなく徹底した省電力化を行い,空冷ファンを必要としない熱設計を実現しました. 高機能、高性能、高精度、高安定でありながら信頼性はきわめて高く,定期保守交換部品はありません.
ネットワーク対応:
2つのギガビットポートには本格的な NTP タイムサーバーを標準搭載しており,オプションとしてハードウェアタイムスタンピングをおこなう高精度PTPグランドマスターとしても機能します.設定と監視はシリアルや ssh でアクセスできるコンソールから CLI ベースでも行える他、SNMP や ウェブによる遠隔監視が可能になっています.
シンプル:
Meridian II の設置に関わる作業は,わずかな前面パネルの操作だけで完了します. 操作パネルを必要としない用途には Tycho II が用意され,シリアルコンソールからの簡単な操作で設定は完了します. Meridian II の前面パネルの操作は禁止することができます.Tycho II は Meridian II 前面パネルの表示部と操作ボタンを除き,10nsRMS保証を省いた,組み込みに適したシンプルでセキュアなモデルなモデルです.
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モジュラー化され拡張性に富んだ周波数時刻標準器 1 PPS出力, AMタイムコード出力(IRIG-B他),NTP も標準装備
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独自開発による,他に類を見ない低位相雑音と周波数ステップのない OCXO 基準発振器群(オプション)
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周波数精度: < 6x10-14 一日平均 (GPSに同期時)
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周波数安定性: < 6x10-14/秒
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位相雑音: < -110 dBc @ 1Hz < -150 dBc @ 10kHz (基準発振器オプションによる)
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高調波: < -45 dBc
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ホールドオーバー: < 10 us @ 24時間 (Rb発振器 < 1 us @ 24時間
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タイミング精度: < UTC(USNO)時刻に対して 10 ナノ秒RMS以下の誤差 (Tycho II は25ns)
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- GPSロールオーバーの影響を受けることなく、インターナルロールオーバーを生じない設計
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- ホールドオーバー能力と低位相雑音を両日させた US-Rb (オプション)
- 電離層遅延を計測し補正する RTIC (Real Time Ionospheric Correction) (オプション)
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衛星地上局の周波数標準の新基準として随所に採用
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IPv4 IPv6 両対応ギガビットポート x 2ポート装備
- 高性能NTPサーバー機能を標準装備(毎秒7500 NTPパケット対応)
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16x280 ドットマトリクス蛍光表示管とキーパッドによる設定と監視 (Meridian IIのみ)
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シリアル, SSH, Telnet によるコンソールアクセス
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ウェブブラウザから運用監視
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2つのギガビットEthernetポートは NTP, SNMP, SSH, Telnet, FTP, HTTPS, PTP 他をサポート
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完全高性能なNTPネットワークタイムサーバーを標準装備 IPv4/IPv6対応
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本格的な8ナノ秒分解能の高精度PTPグランドマスタークロックをオプション設定
2年保証
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Meridian II 1Uシャーシ 内部(オプションスロットフル実装の例)
左から右 テレコムクロック、AM IRIGタイムコード x 2、LPN出力、US-OCXO + LPN出力
左端 標準AC電源、右端 標準CPUモジュール
標準装備する機能
MERIDIAN II GPS 日本語データシート (pdf)| NISTによるテストリポート |
TYCHO II GPS データシート(pdf) | アンテナ設置ガイド
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付属アンテナキット(オプション)
・ 全天候アンテナ
・ 15m 低損失同軸ケーブル
・ 設置用マスト(アルミパイプ 外寸 長さ 46cm 外径 27mm 内径 21mm 肉厚 3mm ねじ 3/4 NPT)
・ 固定用バンド2本
・ マニュアル類
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MERIDIAN II GPSモデルに標準付属する遅延補償GPSアンテナキット(アンテナ、アルミマスト、ステンレスバンド、15m同軸ケーブル含む)
小規模から大規模まで,弊社では GPS 受信システム構築のコンサルティングも行っています.お問い合わせください.
基準発振器:用途に合わせてお選びいただけます |
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- 高安定基準発振器(工場設定オプション)
. MS-OCXO 10MHz (低位相雑音 高いコストパフォーマンス)
. HS-OCXO 10MHz (低位相雑音 INMARSAT地上局に多数採用)
. US-OCXO 10MHz (超低位相雑音 衛星地上局に多数採用)
. US-Rb 10MHz (ホールドオーバー性能と低位相雑音を両立 2Uのみ)
. Rb ルビジウム 10MHz (ホールドオーバー性能を要する用途 2スロット使用)
- 基準発振器オプション データシート
- LPNオプション データシート
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ホールドオーバー性能
を重視する用途に
コンパクトルビジウム
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ホールドオーバー性能と
低位相雑音を両立させた
本格的なルビジウム |
位相雑音を重視する用途に
EndRun独自のOCXO |
| TCXO(実装済) |
Rb |
US-Rb |
MS-OCXO | HS-OCXO | |
シャーシ |
1U//2U |
1U/2U |
2U のみ |
1U/2U |
1U/2U |
1U/2U |
所用拡張スロット数 | 0 |
2 |
1 @ 2Uシャーシ |
1 | 1 | 1 |
温度安定性 | 2.5x10-6 |
1x10-9 |
2x10-10 |
4x10-9 | 1x10-9 | 5x10-19 |
温度範囲 | -20 ~ +70C |
-20 ~ +70C |
-20 ~ +65C |
0 ~ +70C | 0 ~ +70C | 0 ~ +70C |
エージング/年 | 1x10-6 |
1x10-9 |
5x10-10 |
3x10-8 | 3x10-8 | 3x10-8 |
アラン偏差@1秒 | 1x10-9 |
2x10-11 |
1.5x10-11 |
3x10-12 | 1x10-12 | 6x10-13 |
アラン偏差@10秒 |
2x10-10 |
3.9x10-12 |
1.3x10-12 |
5x10-13 | 1x10-11 | 5x10-12 |
アラン偏差@100秒 |
8x10-11 |
3x10-12 |
1.7x10-12 |
8.5x10-13 | 3x10-12 | 1.4x10-12 |
アラン偏差@1k秒 |
8x10-12 |
2x10-12 |
1.5x10-12 |
8x10-13 | 1.4x10-12 | 7x10-13 |
アラン偏差@10k秒 |
8x10-13 |
4x10-13 |
4x10-13 |
4x10-13 | 4x10-13 | 4x10-13 |
アラン偏差@100秒 | 6x10-14 |
6x10-14 |
6x10-14 |
6x10-14 | 6x10-14 | 6x10-14 |
位相雑音 dBc/Hz | 10MHz |
10MHz |
10MHz/5MHz |
10/5MHz | 10/5MHz | 10/5MHz |
1Hz | -70 |
-80 |
-92/-92 |
-95/-100 | -105/-110 | -110/-155 |
10Hz | -100 |
-100 |
-135/- |
-120/-130 | -130/-135 | -135/-140 |
100Hz | -125 |
-135 |
-148/- |
-135/-140 | -140/-145 | -145/-150 |
1kHz | -135 |
-145 |
-154/- |
-145/-150 | -150/-155 | -150/-155 |
10kHz | -140 |
-145 |
-155/- |
-145/-150 | -150/-155 | -150/-155 |
100kHz | -145 |
-145 |
-155/- |
-145/-150 | -150/-155 | -150/-155 |
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標準機能とオプション |
| Meridian II | Tycho II |
前面表示 | | あり | なし |
前面キー | | あり | なし |
CPUモジュール機能 |
シリアルコンソールポート | DB-9 | 標準装備 | 標準装備 |
10/100/1000Base-T ギガビットイーサネット x 2ポート | RJ45 | 標準装備 | 標準装備 |
SSH, Telnet, SNMP, HTTPS | | 標準装備 | 標準装備 |
NTPサーバー | | 標準装備 | 標準装備 |
IEEE1588 PTP グランドマスタークロック | |
オプション |
オプション |
1PPS | BNC | 標準装備 | 標準装備 |
IRIG AM 振幅変調タイムコード | BNC | 標準装備 | 標準装備 |
プログラマブルTTL出力オプション(PPSないしDCLS,1ないし2出力)
注意:1UではASCIIシリアル出力オプションとの併用できない場合があります
注意:1Uではアラーム出力オプションを併用すると1出力となります
1, 10, 100, 1K, 10K, 100K, 1M, 5M, 10M MPPS あるいは
DCLSタイムコード IRIG-B002, IRIG-B003, IRIG-B000/IEEE-1344準拠, NASA-36, 2137 |
BNC |
工場設定
オプション |
工場設定
オプション |
プログラマブルTTL+DDSアップグレード出力オプション(1ないし2出力)
注意:1UではASCIIシリアル出力オプションとの併用はできない場合があります
注意:1Uではアラーム出力オプションを併用すると1出力となります | BNC |
工場設定
オプション |
工場設定
オプション |
アラーム出力
注意:1Uではアンテナコネクタの上のオプション用BNCコネクタを占有します. EndRun製信号分配器による信号源冗長化を組む際にも使用します.
| BNC |
工場設定
オプション |
工場設定
オプション |
ASCIIシリアルタイムコード出力オプション(DB9Pコネクタ)
注意:1Uでは他のオプションと併用はできない場合があります.
| DB-9 |
工場設定
オプション |
工場設定
オプション |
10ns 校正 |
| 標準 |
工場設定
オプション |
RTIC (Real Time Ionospheric Correction) 電離層遅延の自動補正
- GPS 周波数標準の最大の外乱要素である電離層遅延をリアルタイム計測により補正します
- US-OCXOとの組み合わせでGPS同期中はあらゆる測定間隔において5071Aセシウム周波数標準を凌ぐ安定性を達成
- 後付け可能(お手持ちのUS-OCXOを持つ Meridian II に追加できます)
- 太陽フレアとCMEによる電離層遅延外乱の対策としても有効
- RTICの説明はこの文書をお読みください
- 下図は標準構成RTICなし(赤線)とRTICオプション付(青線)Meridian IIのNIST UTCとの差分
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|
オプション
US-OCXO ないし US-Rb と組み合わせることを推奨
|
オプション
US-OCXOと組み合わせることを推奨
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オプション毎の専有拡張スロット数 | 5 | 2 |
MS-OCXO 中安定度水晶発振器 | 1 |
工場設定
オプション |
|
HS-OCXO 高安定度低位相雑音水晶発振器 | 1 |
工場設定
オプション |
工場設定
オプション |
US-OCXO 超低位相雑音高安定水晶発振器 | 1 |
工場設定
オプション |
工場設定
オプション |
Rb ルビジウム基準発振器 | 2 |
工場設定
オプション | - |
US-Rb 低位相雑音ルビジウム基準発振器 | 1 |
工場設定
オプション | -2Uシャーシのみ
工場設定オプション |
4出力ポート正弦波出力オプションモジュール
4x10 MHz ないし 2x10MHz 2x5MHz ないし 2x10MHz 2x1MHz ないし 2x10MHz 1x5MHz 1x1MHz
(OCXOモジュールに1つ搭載可能、 Rb発振器モジュールに2つまで搭載可能) | |
工場設定
オプション |
工場設定
オプション |
| |
工場設定
オプション |
工場設定
オプション |
4出力 デジタル出力オプションモジュール | 1 | オプション |
オプション |
4出力 AMタイムコード出力オプションモジュール | 1 | オプション |
オプション
|
T1, E1, J1 テレコム出力オプションモジュール
注:OCXOないしRb発振器オプションを要す | 1 | オプション |
オプション
|
T1, E1, J1 テレコム出力 + アラームオプションモジュール
注:OCXOないしRb発振器オプションを要す | 1 | オプション |
オプション
|
電源オプション |
二重化電源 1Uシャーシ用 (拡張スロットを2スロットに装備) |
|
工場設定
オプション |
工場設定
オプション |
二重化電源 2Uシャーシ用 (電源スロットに装備,拡張スロットは使いません) | |
工場設定
オプション |
工場設定
オプション |
-48V DC | |
工場設定
オプション |
工場設定
オプション |
+12V, +24/28, +125 V DC | |
工場設定
オプション |
工場設定
オプション |
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プラグアンドプレイオプションモジュール |
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プログラマブルデジタル出力オプションモジュール
. 4つの独立したプログラマブル出力
1, 10, 100, 1K, 10K, 100K, 1M, 5M, 10M MPPS あるいは
DCLSタイムコード IRIG-B002, IRIG-B003, IRIG-B000/IEEE-1344準拠, IRIG-H, NASA-36, 2137 UTC時刻,GPS時刻, Local時刻から選択して配信
さらに次のオプションを追加可能
. DDS アップグレードオプション
1 PPS ~10 MPPS を 1 PPS ステップ
1.544 MPPS と 2.048 MPPSを含む
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アナログタイムコード分配オプションモジュール
. 4つのバッファー付きアナログ(AM)タイムコード出力を追加
. フォーマットはユーザー設定可能
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テレコムクロック出力
T1 E1 J1 64KCC
. 1.544Mbps T1, 2.048Mbps E1, J1 1.544 Mbps
. 64kbps コンポジット 64KCC
. アラーム出力 地気信号出力
. Alarm Indication Signal (AIS), Status Sync Messaging (SSM)
ITU-T G.811/G.823/G.824 ANSI T1.101適合
ITU G.703 ITU G.704 ITU G.706
JT-G703 JT-G704 JT-G706
注:ホールドオーバーのためMS-OCXO以上のオシレータオプションを選択してください
データシート |
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5071A セシウム標準制御モジュール
5071A を UTC(USNO) に同期
5071A のステータスとアラームを取得して表示
5071A との接続ケーブル(RS232Cシリアル,同軸ケーブル付属)
データシート |
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GPSアンテナキット
. 利得40dB アルミパイプ ステンレスバンド 15m同軸ケーブル付属
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Glna2 中継低雑音増幅器 TNCメス
. 利得26.5dB
有害信号を排除するフィルター内蔵
. コンパクトで耐候性のあるケース(アンテナマスト内に設置可:通常屋外ではブチルゴムテープでコネクタ部を追加防水処理)
. 受信機から同軸を経由して受電、GPSアンテナに給電
PDFデータシート | Glna2 外観図 | 中継増幅器の使い方 |
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雷サージプロテクタ TNCメス
. アンテナと受信機の間に設置して,雷サージにより受信機が破損するのを防ぎます.
. GPSアンテナを屋上に設置した場合は必ず挿入してください.
. GPSアンテナ側とGPS受信機の両方に設置するのが理想的です.
注:SURGE 側にGPSアンテナを、EQUIPMENT側にGPS受信機を接続します.
屋外GPSアンテナの設置について
データシート
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低損失同軸ケーブル
. 設置現場に合わせてご用意いたします. |
信号分配器と時刻表示 オプション |
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PDC3301e タイミングパルス信号分配器
Pulse Distribution Chassis |
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FDC3302e 標準周波数信号分配器
追加位相雑音の少ない周波数信号分配器
High-Performance Frequency Distribution Chassis
FDC3302e 日本語データシート
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TDC3303e IRIG振幅変調信号分配器
Time code Distribution Chassis
TDC3303 日本語データシート |
NTP 大型時刻表示パネル
Meridan II Precision GPS Frecuency and Time Base |
GPS 受信機:
- L1 Band - 1575.42 MHz
- 12 Channels, C/A Code
- Meridian II は EndRun 内製GPSタイミング受信器を内蔵
- TRAIM
- 固定モードと移動(船舶)モード
アンテナ:
- 利得 +40 dB, L1バンドパスフィルター内蔵
- 耐候性ハウジング
- -40 ~ +85C
- 45cm アルミ取り付けパイプ,ステンレスバンド付属
- 15m 低損失同軸付属
- インライン増幅器と組み合わせて300mまで延長可能(オプション)
オシレータ:
- 高安定度基準発振器オプションを各種用意
- MS-OCXO, HS-OCXO, US-OCXO, ルビジウム, US-ルビジウム
ロックに要する時間:
- TCXO : 5分以下
- OCXO/Rb : 10分以下
1 PPS タイミング性能:
- 1 PPS: 正TTLパルス 50Ω負荷 あるいは RS422信号(オプション)
- パルス幅: 20us, 1ms, 100ms, 500ms
- 精度: UTC(USNO)に対し <10ns RMS (ロック時)
- 安定度: TDEV < 10 ns,τ< 105 秒
- オフセット設定: +/-500us, 1ns単位で調整可
AMタイムコード出力:
- 信号: 振幅変調 (AM), 比 3:1
- 周波数: 1 kHz
- ドライブ能力: 1 Vrms 50Ωにおいて
- 選択可能なフォーマット: IRIG-B122, IRIG-B123 IRIG-B120(IEEE-1344), NASA-36 あるいは 2137
文字表示(Meridian):
- 16x280 ドットマトリクス蛍光表示管
- 時刻とステータスを表示.設定にも使用.
キーパッド(Meridian):
- Enter, Back, Edit, Right, Left, Up, Down, Help
LED表示:
- Sync LED: GPSにロックすると緑に点滅
- Network LED: イーサーネットのリンクがアップすると橙に点灯.アクティビティがあると点滅.
- Alarm LED: 内部に不具合が発生すると点灯.
シリアルコンソール:
- RS-232 シリアルl I/O
- DB9M (IBM PCと同じDTE接続)
- 19200 baud, 8 ビット, パリティーなし, 1 ストップ
- 2m DB9F-DB9F クロスケーブル付属
ネットワークポート:
- ギガビットポート RJ-45 x 2
|
NTP サーバ機能:
- NTP タイムスタンプ精度: < 10 usec @ 7200 NTP packets/秒
- クライエントにおける同期精度はネットワーク特性依存し,通常は 1/2 ~ 2 ms
PTP サーバ (オプション)機能:
- ハードウェアPTP タイムスタンプ機能搭載 スタンプ精度 8ns
サポートするプロトコル:
- SNTP, NTP v2, v3, v4, MD5認証, PTP v2
- ブロードキャスト/マルチキャストモード
- SSH, SCP
- SNMP v1, v2c, v3, Enterprise MIB
- TIME/DAYTIME サーバ
- TELNET クライエント/サーバ
- FTP クライエント
- DHCP クライエント
ファームウェアアップグレード:
- ユーザー更新可.無償提供.
電源:
- 90-132 VAC/180-264 VAC, 47-63 Hz, 0.5A Max. @ 120 VAC
- 3-Pin IEC 320, 2 mケーブル付属
- 各種電源オプションを用意
外形寸法:
- シャーシ: 19インチラック1Uサイズ 45mm H x 432mm W x 273mm D
重量:
- < 2.3kg
環境条件:
- 温度: 0 ~ +50C
- 湿度: 0 ~ 95%, 結露なきこと
コンプライアンス:
- CE, FCC
オプション:
発振器:
- 上記発振器オプション参照
周波数出力:
- 10ns 校正
- 1, 5, 10 MHz 低位相ノイズ分配増幅器4ないし8出力
- 低位相ノイズ分配モジュール
出力:
- アラーム出力: オープンコレクタ
- IRIG AM Timecode
- 可変パルスレート/IRIG DCLSタイムコード
- 可変DDS出力 (1 PPS - 10 MPPS, 1Hz分解能)
- 4ポートAMタイムコードバッファー出力モジュール
- 各種 ASCIIタイムコード出力
- 4ポート RS422タイムコード出力
DC電源オプション:
- 12, 24, 28, -48, 125 VDC 入力
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