Q | シリアルFPDPに関するマニュアルや資料はどこにありますか? |
A | 簡単な登録をしていただくと TechNet からダウンロードできるようになります. |
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Q | シリアルFPDPとは? |
A | Systranが提唱し,ANSI/VITA 17.1-2003として標準化された光メディアを使用する高速低遅延データバスです.FPDPシリアルリンクあるいは単にシリアルリンクとも呼ばれます. |
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Q | パラレルFPDPとシリアルFPDPは何が違うのですか? |
A | フラットケーブルをメディアとするFPDPに対し,シリアルFPDPは光ファイバをメディアとし,遠距離の高速データ転送を可能にします. |
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Q | どのような接続が可能なのですか? |
A |
PMC, PCI, cPCI バスカードの他に,FPDPとシリアルFPDPとを双方向相互変換する変換CMCカードと専用VMEキャリアも用意されています.よって次のような構成が可能です.
パラレルFPDP-変換-シリアルFPDP<-----光ファイバ----->シリアルFPDP-変換-パラレルFPDP
PCI/cPCI/PMC-シリアルFPDP<-----光ファイバ----->シリアルFPDP-PCI/cPCI/PMC
その他,各社互換製品との接続も可能です. |
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Q | メディアにはなにを使うのですか |
A |
FCと同様に、ショートウェーブレーザー、ロングウェーブレーザーを利用しますから,シングルモードとマルチモードの光ファイバーを用途に応じて使い分けます.
波長 | 最大距離 | 線種 |
ショートウェーブ | 300m |
50/125um, 62.5/125um
マルチモードファイバ
Dulpex LCコネクタ |
ロングウェーブ | 10Km |
9/125um
シングルモードファイバ
Duplex LCコネクタ |
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Q | ドライバはどのOSとCPUに対応していますか |
A | VMEベースのFPDP/シリアルFPDPコンバータCMCカードはドライバなど一切のソフトウェアを必要としません.PCIとcPCIとPMCカードは別売のドライバソフトが必要です.対応OSは こちらの一覧表をご覧下さい. |
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Q | ラゲッド化したカードは用意されていますか |
A |
ラゲッド化したCMC, PMCカードとCMC用キャリアカードが用意されています.
MIL-I-46058Cに適合する HumiSeal 1B31 アクリル系コンフォーマルコーティングが施されています. http://www.humiseal.com/ を参照ください。なお、ラゲット化による環境スペックは こちらの表をご覧下さい. |
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Q | 64bit PCIに対応していますか |
A | 64bit 66MHz と 64bit 33MHzモデルが用意されています. |
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Q | 3.3V PCIに対応していますか |
A | 64bit 66MHz PCI と PMCカードは 3.3V専用です.他のカードは3.3V と 5V に対応しています.マニュアルに従いジャンパーを切り替えてご使用ください. |
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Q | 3.3Vカードと5Vカードの見分け方を教えてください |
A | TechNet から tn4017.pdf をダウンロードして参照ください. |
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Q | PCI あるいは PMC のSL100/SL240の動作試験を行うソフトウェアは付属していますか? |
A |
APIにはいくつかのサンプルプログラムが,ソースコードと共に含まれています. sl_mon, sltp, slvex がそれらプログラムです.詳しくはAPIガイドの6章を参照ください.
sl_mon により,カードとドライバの設定状態を確認したり変更できます.バッファーのクリアにも使用できます.sl_mon h で使用法を表示します.
sltp はスループット測定プログラムであり,実行転送速度を表示します.sltp -hで使用法を表示します.
slvex は長時間双方向にデータを転送することができ,エラーを検出するとメッセージを出力します.
使用例(それぞれのホストに一枚のSLカードがある場合):
受信側のカードで: slvex -m 3 -p 16 -v 128000
送信側のカードで: slvex -m 2 -p 16 -v 128000
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Q | システムとしてのSL100/SL240のデータ送信性能を測るには? |
A |
データ送信性能はホストとOSの能力に依存します.送信側のホストで,次のコマンドを実行します.
slvex -m2 -p 256000 -d 0 -f 0
pTx/s の欄の数字が変化しなくなったら,p キーを押してTx[byte/s]表示されたデータを記録します.この数字が,このホスト環境での最大転送速度となります.送出能力を知るためにフロー制御は止めています. |
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Q | システムとしてのSL100/SL240の受信性能を測るには? |
A |
受信側のシステムのバッファーをクリアします.0 Bytes clearedと表示するまで,繰り返し次のコマンドを実行します.
sl_mon 0 clrf
送信側のホストで,次のコマンドを実行します.
slvex -m2 -p 256000 -d 0
受信側のシステムで tprx を実行します. |
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Q | FPDPのインターフェースを持つデータレコーダはありませんか? |
A | |
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Q | シリアルFPDPを使う際に留意すべき点は? |
A |
APIに含まれるfxsl_recv関数は次の3つのうちいずれかの条件が成立したときにリターンします.
1)ユーザーバッファーに指定したバイト数を受信したとき 2)タイムアウトしたとき 3)SYNCを受信したとき
シリアルFPDPの送信は,常に受信側の動作に留意してスケジュールしてください.また,データのみでなくSYNCもユーザーバッファーに入ることに注意願います. |
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Q | 受信FIFOバッファーを一気にクリアする方法はありませんか? |
A | 手間はかかりますが,空読みするのが正しい方法です.FIFOよりも小さなユーザーバッファーを指定しているのであれば,一時的に大きなユーザーバッファーを指定して空読みを行なうことで効率よくFIFOをクリアできます.コマンド行からクリアするには sl_mon 0 clrf とします. sl_mon のソースも付属しています. |
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Q | シリアルFPDPで送られてくるSYNC with DVALID(DATA)を受信しないのですが? |
A | 初期値ではSYNC without DVALIDだけをSYNCとみなします.SYNC with DVALIDを受信するには,ConvertSYNCをENABLEにして,DataフレームとSYNC without DVALIDを受信したとみなすようにします. |
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Q | SYNC も受信バイト数にカウントされるのですか? |
A | 1ワード(4バイト)にカウントされます.よって,データフレームとSYNC without DVALIDフレームを受信するにはデータサイズ+4バイト以上の大きさのバッファーを用意しなければなりません. |
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Q | CRC は使うべきですか? |
A | CRCは必ずしも必要ではありません. |
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Q | 連続してごみデータが受信されますが? |
A | CRCが送信側受信側で不一致になっているかもしれません.それぞれのCRCの設定を確認してください.また,FPDPからシリアルFPDPに変換しているのであれば,不用意に/DVALIDが落ちていないか確認してください. |
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Q | シリアルFPDPのフロー制御はどのように動作するのですか? |
A | TechNet から tn4015.pdf をダウンロードして参照ください.基本的にカード上の受信FIFOバッファーの空き容量が16,000ワードを切ると送信側にSUSPENDの状態を通知します. |
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Q | Simplex Link とは何ですか? |
A | FiberXtreme製品の以前の呼び名であり,FibreXtreme Simplex Link が現在も使われる略称 FXSL の語源です. 現在はシリアルFPDP とか FPDP Serial Link と呼ばれています. |
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Q | 送信専用カードと受信専用カードがあるのですか? |
A | SL100/SL240はすべてループ機能付送受信カードです.以前はSimplex Link Source Card (SLSC 送信カード) と Simplex Link Destination Card(SLDC 受信カード),それに Simplex Link Bi-Directional Card (SLBC 双方向カード)がありました. |
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Q | 以前の FiberXtreme 製品との互換性は? |
A | 現在のFiberXtreme製品SL100/SL240は過去のFiberXtreme製品と互換性を持っています. |
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Q | SL100/SL240 と SLSC/SLDC/SLBC との違いは? |
A | 以前のFXSL製品は8KWのFIFOしか持っていませんでした.SL100/SL240では受信256KW(1MB),送信1KW(4KB)のFIFOを備えており,送受信間に16Wのループ専用FIFOを持っています. |
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Q | SL100/SL240の動作モードにはなにがあるのですか? |
A | 7つの動作モードがありあます.それらは 0x0 Point-to-Point(送受信), 0x1 Initiator(送信), 0x2 Rx Only Terminator (受信終端),0x3 Terminator(終端), 0x4 EWRAP(内部ループ), 0xA チェインターゲット (ループ受信), 0xB Chain (ループ通過) です. |
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Q | SL100/SL240の接続方法は? |
A |
Point-to-Point 2枚のカードを共に 0x0 にセットし2本のファイバで接続する1対1双方向同時通信.
One-to-Many 1枚のカードを0x1に,残りをすべて0xAにセットしたブロードキャストリング構成(フォロー制御有り無し). など |
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Q | FPDPの/SYNCに相当する機能はありますか? |
A | はい,もちろんSYNCを備えています. |
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Q | サンプルソースはどこにありますか? |
A | CDROMの /examples ディレクトリにユティリティーのソースがあります. |
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