GLD+PC クイックインストールガイド:
本文書はSYSTRANのDHAS-GLD+PCおよびGold+PC/S 1553バスインターフェースボードをWindowsNTを実行するPC(Intel)にインストールする方法をまとめたものです。
GLD+PC | SIMMPL | I/F LIB
SYSTRAN DHAS-1553-GLD+PC
クイックインストールガイド
Windows NT 4.0 SP3以上
1) 使用するリソースの確認
使用するI/Oポートを決定する。診断プログラムでI/Oポートのあき状況を
確認する。シングルもデュアルチャンネルのボードも32ワード(64byte)の
領域を使用する。開始ポートアドレスは0100hexから03FFhexの間で指定で
きるが、SYSTRANでは0100hex, 0200hex, 0300hexのいずれかを使うことを
推奨する。以下の方法で空き空間を確認する。
WindowsNT
スタート->管理ツール->WindowsNT診断プログラム->リソースタブ->I/Oポート
使用するIRQを決定する。カードは一つのIRQを使用する。以下の方法で空
き空間を確認する。利用できるIRQの値を書き取っておき、後程ソフトウェア
インストールにおいて設定ファイルに書き込む。
WindowsNT
スタート->管理ツール->WindowsNT診断プログラム->リソースタブ->I/Oポート
2) I/Oポートのボードへの設定
ボード上のロータリースイッチRSW1とRSW2に、I/Oポートアドレスの3桁目
と2桁目を設定する。
RSW1 RSW2
0100hex -> 1 0 (出荷時設定)
0200hex -> 2 0
0300hex -> 3 0
ボードのレジスタはこれらのアドレスを先頭とし、チャンネル1はオフセット
0から0Fhexワード、チャンネル2は10hexから1Fhexワードを使用する。すな
わち、0300hexを開始アドレスに設定した場合、チャンネル1のレジスタは
300hexから始まり、チャンネル2のレジスタは320hexから始まる。
3) カップリングの設定
ダイレクトカップリングとトランスフォーマーカップリングの選択はコネクタ
に隣接するJP5から8(チャンネル1)とJPB5から8(チャンネル2)による。
ダイレクトカップリング PIN1と2にジャンパーブロックをセットする
トランスフォーマーカップリング PIN2と3にジャンパーブロックをセットする
(出荷時はダイレクトカップリング)
カードのコネクタを右にして部品面を見た場合、PIN1はカードの上側になり、
PIN3はカードエッジコネクタ側である。
4) カードの実装
カードを空きスロットのフィラーパネルを止めているネジを取り外し、フィラ
ーパネルを取り除く。カードを実装し、フィラーパネルを止めていたネジで
固定する。
以上でハードウェアのインストール作業は完了しました。
続いて、ドライバとライブラリのインストールを行います。次のいずれかを
インストールします。新規にお使いになる場合はSIMMPLをお使いください。
Interface Library は従来の製品との互換性のために用意されています。
SIMMPLE for Windows95/NT
Interface Library for WindowsNT
以上
Systran 総代理店 株式会社 昌新 特機システム営業部
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