エレクトロニクスの開発型専門商社

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ESSCO 社(米)エスコ

ESSCOでは4つのタイプのレドームを各用途別に提供しております。
一般的な「サンドイッチ型」、より大型化が可能で高い周波数まで対応可能な「メタルフレーム型」、コストが低く低周波数向けの「ソリッド・ラミネート型」、EMI試験設備など用の「ダイエレクトリック・スペースフレーム型」があります。
それぞれに特徴がありますので、メーカーの関連資料「レドーム セレクト ガイド」をご参照願います。

1.サンドイッチ型

設置例が多い標準的なレドームです。不揃いの亀甲型パネルを組み合わせ、標準サイズは直径3~23.5mまで、主な周波数帯は L、S、C 及び X帯を用意しており、複数の狭帯域あるいは、混在する特定の周波数用途に適しております。
標準耐風速:240Km/hr (最大240Km/hrオプション)
用途:三次元レーダー、ASR、各種衛星通信、ATC、、気象レーダ、SSR、フェーズドアレーレーダー等
(詳しくはメーカーの関連資料「サンドイッチ型レドーム カタログ」をご覧ください。)

2. メタルスペースフレーム型 (MSF型)

高い周波数に向き、標準で0.5GHz~100GHzまで対応します。更にオプションで最大1000GHz(1THz)まで可能です。広帯域にも対応出来、不揃いの三角形のアルミフレームを上手く繋ぎ合わせレドームを組み立てます。 パネルは専用に開発したプラスチックラミネート構造のESSCOLAMを使用しております。(パネル素材はGore-Tex製、テフロンコートのファイバーグラス製などのも可能です。)
標準で、直径1.8メートル~最大60.9メートルまで用意しております。
主な周波数帯は、C、X、Ku、K 及びKa帯
標準耐風速:240Km/hr (最大400Km/hrオプション)
用途:防衛向け情報収集、各衛星通信、電波天文、気象レーダー、二次元レーダー、ASR/SSR等
(詳しくはメーカーの関連資料「メタルスペースフレーム型レドーム カタログ」をご覧ください。)

3. ソリッド ラミネート型

主に直径3.05メートルまでの1ピース構成小型レドームです。(1ピース構成で これ以上の直径になると輸送上の制約が増します。)
3GHz以下で各種通信用、気象レーダー、民生向け衛星通信、EMI試験設備や低い周波数の追跡などに適しております。
3GHz以上の高い周波数向けも対応可能ですが、通常 更に小さいサイズとなります。
標準耐風速は240Km/hr(直径が3.66メートルまで)
それ以上の直径のレドームも製造可能ですが、耐風速性能が劣化します。
(詳しくはメーカーの関連資料「ソリッド ラミネート型レドーム カタログ」をご覧ください。)

4.ダイエレクットリック スペース フレーム型(DFS型)

1GHz以下でEMI施設や低周波数通信向けのレドームです。標準で直径1.8~最大20.7メートルまで取り揃えております。
1GHzまでの周波数に対し、優れたパフォーマンスを発揮するレドームです。
(詳しくはメーカーの関連資料「ダイエレクットリック スペース フレーム型レドーム カタログ」をご覧ください。)