SIPソフトウェアフォーンである,
CounterPath Solution, Inc. の eyeBeamやX-Lite から直接MultiVOIPに接続したり,またMultiVOIPから直接eyeBeamやX-Liteに接続するための設定方法です :
eyeBeam X-Lite 側の設定:
Show Menu
SIP Account Settings...
Add
にてSIPのアカウント設定を行います.
Account タブにて
- User Details
-- Display name : 何でもかまいません
-- Username : 7000 (eyeBeam X-Lite側で着信する番号です)
-- Password : SIP Proxy を用いないので,空欄
-- Authorization user name : SIP Proxy を用いないので,空欄
-- Domain : SIP Proxyではありませんが,MultiVOIPのIPアドレスを入れておきます.これによりダイアルパッドからダイアルすると MultiVOIP にSIP メッセージが送られます..
- Domain Proxy
Register with domain and receive incoming calls のチェックボックスのチェックをはずします.
Topology タブにて
- Firewall Traversal
-- IP address : NAT越えしないのなら, Use local IP address にチェックします
- Port used on local computer
-- Manually specify range : にSIPのデフォールトポートである 5060 と 5061 をセットします
- Option, Advanced を選択します
Audio Codecs の Enabled codecs に,MultiVOIP がサポートする音声コーデック G711 aLow と G711 uLaw にします.
MultiVOIP の設定:
Xten eyeBeam X-Lite からの着信
channel 1 に inbound remove 101,FXOに設定して公衆電話回線を接続
channel 2 に inbound remove 102,FXOに設定してPBXからのアナログ線を接続
Xtenに発信する側
destination を 7000 にして, SIP, SIP port 5060, IPはXtenを実行するPCのIPアドレス を設定
接続試験:
設定が済んだら,Xten ソフトフォーンからMultiVOIPの inbound 側電話帳に設定した番号をダイアルする.
例: 1010522021234 (101はremoveされて,局線 0522021234 をダイアルする)
例: 102737 (102はremoveされて,内線 737 をダイアルする)
適用可能な製品: MVP410, MVP130, MVP210, MVP810, MVP2410, MVP3010