Endrun Meridian II RTM3205 Praecis0.log フォーマット

ログファイル名
/logs/praecis0.log (過去半日以上のログ)
/var/log/praecis0.monitor

PDF版はこちらをクリックして下さい

Meridian II GPS と RTM3205


S   T YYYYMMDD HH MM SS CL FL T   O  CAL      S # CH CH CH CH CH CH CH CH CH CH CH CH REF LATITUDE      LOGITUDE          WGS84 D  O EFCDAC
E   F                         I   F  DELAY    P O  1  2  3  4  5  6  7  8  9 10 11 12 POS                                   HGT Y  S
Q   O                         M   F  MICRO    S F                                     SRC                                       N  C
# M E S SECOND T S M T
E A V O Y
T T s D P E E E 140 3 20200714.03:13:59 18 18 L +18 +0.000000 2 7 22 28 01 19 11 17 03 00 00 00 00 00 AVG N35d41m06.82s E139d46m39.45s +00083.7 0 06 361345
SNR FLTS F/W F AGC FLTR F/W NTP
P OFFSET
G SECONDS
A 43.7 0880 3.05 03 113 0200 1.30 0004 -0.000000025 SPSTATE: Signal Processor State, one of 0 (Acquiring), 1 (GPS Locking), 2 (GPS Locked) FLTR FLTS BITS:
Ex: FLTR 0200 FLTS 0880 GPS Antenna Fault (GPSアンテナが外れている)
ログを読む上で,特に注目すべき項目 TFOM:時刻の確かさを表します.TFOM が 9 になるとGPSにまったく同期していないことを意味します.通常は3を示します.短期的に4になるのは問題ありません. STATE: 上記の通り、GPSとの同期状態を示します.通常は1となります. # OF SVS:受信できているGPS衛星の数を示します.広く空を見渡せる場所にアンテナがあれば,6個以上の衛星が見えるはずです. LIST:受信できているGPS衛星(SV)をリスとしています.この時点で設置場所の上空にある衛星とそれらの位置と比較することで、受信に障害物がないか確認できます. REFPOS SOURCE:自局の位置の算出方法です.船舶等に搭載しているのでない限り,AVGでなければなりません. LAT LON :自局のGPS座標です.通常,座標が動くことはありません.微妙に動く場合はマルチパスなど受信障害を受けている可能性があります. HGT:ジオイドからの標高です.海面からの標高ではありません. DYNMODE:船舶等に搭載しているのでない限り,0 でなければなりません. EFCDAC:内部発振器を制御するDACの値です.通常、環境温度とエージングに対応して非常にゆっくり変化します.急激な変化は多くの場合GPSの受信異常を意味します. C/No:複数の衛星の平均C/N値です.GPS信号の受信品位を表します.安定して40以上を示していれば良好といえます. FLTS FLTR:通常は 0000 を示します.読み方はマニュアルの Faults の項を照ください. AGC:値が小さいほど信号強度が強いことを意味します.通常は100から140程度の値になります.AGC値が小さいのに受信できないときはアンテナ系の異常の可能性があります. NTP CLOCK OFFSET:NTPサブシステムのシステムクロックとGPSサブシステムの同期状態を示します.単位は秒.通常数十ナノ秒以下になります.